Viva メキシコ トラブル旅行の始まりの旅



アドベンチャーでマニナックな旅行好きな美容師のAyakaです!!

今回は、中米メキシコに旅行に行った時について書こうと思います!!

メキシコに行ったのは2013年の2月。

当時はにわかに 「2012年12月 人類滅亡説」が噂されていていました。

昔あったノストラダムスの大予言みたいなものだと思い、都市伝説大好きな私は、早速2012年人類滅亡説について調べ始めました。

ノストラダムスの大予言の時もたくさんのテレビ番組で取り上げられ、あらゆる学者や霊能者がそのことについて議論してましたよね((o(^∇^)o))

私は完全に信じる側の人間だったのですが、何事なく過ぎ去った後はピタリと何事も無かったようにテレビ番組で取り上げられなくなりましたね…..(ー ー;)

そこでテレビを鵜呑みにせずに独自で2012年人類滅亡説について調べる事にしました。

そこで浮上してきたのがメキシコのマヤ文明でした。

マヤ人が2012年人類滅亡説を予言しているとテレビでもまた取り上げられていたのですが、色々調べてみるとどうやら、

マヤ文明で使われていたたくさんのマヤ暦の中の最も長い5000年周期の長期歴が西暦2012年12月21日から23日で終わりを迎えると言う事でした。

……ということは、

2012年の12月24日以降である2013年の1月や2月は

5000年に一度しか来ない新年というとこになるってことじゃないか!!!!!

これはめちゃめちゃパワースポットという事で2013年の2月に休みを取ってメキシコに行く事にしました★

せっかくの機会なので、全く興味を示していない友達に必死にプレゼンをし、半ば無理やり一緒に行く事にしました( ̄∇ ̄)

初めてのエリアという事もあり、大手のツアーに申し込もうという事になりました。

H◯Sでエリア別に担当がいる新宿店を選び順調に旅程を組んでいきました。

マヤ遺跡のあるリゾート地カンクンとすぐ隣の国キューバに行こうと思ったのですが、当時キューバとメキシコの関係性が良くなかった為、非常に遠回りしてしかキューバに行けないと聞き、キューバは諦めてメキシコシティーに行く事にしました。

添乗員は付かないツアーで、自分たちだけで行き、途中のツアーだけ申し込む事にしました。

カンクンでしたい事

❶セノーテ(神秘の泉)に行きたい!!

❷チチェンイッツァ(マヤ遺跡)に行きたい!!!

メキシコシティーでしたい事

❶街ごと世界遺産のタスコへ行きたい!!


❷テオティワカン遺跡でピラミッドに登りたい!!

ってな感じでテオティワカン遺跡以外はツアーを組んでもらいました。

では、いざメキシコへ〜(((o(*゚▽゚*)o)))

★カンクン★

まずはカンクンに到着。

カンクンは真っ青のカリブ海を一望できるメキシコとは思えないほどの治安がいい街で、メキシコが誇るリゾート地です!

朝の誰もいないカリブ海はとーっても美しかったです★

朝の散歩の後は、オプショナルツアーで付けたグラン・セノーテへと繰り出しました。

セノーテとは洞窟できた泉のような綺麗な場所で、「聖なる泉」とも言われています。

その中でも特に大きいのがグラン・セノーテです。

グラン・セノーテ

なかなか良い写真が残っていなかったので、少し画像が悪くて残念ですが、

セノーテの水は石灰岩により雨水がろ過されて、微生物が全くいない為、驚きの透明度です!!!!

ここではシュノーケルをしました★

太陽の光が注がれると「光のカーテン」を見る事ができて、めちゃめちゃ綺麗でした\(//∇//)\

セノーテの中を探検するような感じで潜る事ができるので、冒険心もくすぐられます。

“セノーテ”とは古代マヤ語で泉と言う意味があり、この辺りには川などがない為、セノーテが貴重な水源だったそうです。

文明が発展する為に必要不可欠と言われているのががあるからしいのですが、古代マヤ文明が川なしに文明を発展させる事ができた理由がこのセノーテがあったからだと言われています。

このグラン・セノーテは、まさに「聖なる泉」と言う名にふさわしい場所だと感じました!!

シュノーケルをした後は、トゥルム遺跡にも行ってきました。

トゥルム遺跡は、カリブ海が一望できるイグアナが生息する遺跡です。

トロッコ列車のような乗り物に乗って、遺跡の場所へと移動します。

イグアナは変体動物です。

変態”動物ではなく、“変体”の方です!!

カメレオンのように色を変える事ができる動物という事です。

ゴツゴツした灰色にいるイグアナは灰色をしていて、土の上にいるイグアナは黄土色をしていました!!!

トゥルム遺跡には野生のイグアナがうじゃうじゃいました。

続いてはマヤ、チチェンイッツァ遺跡へ〜!!

チチェンイッツァ遺跡

車で数時間かけて謎大きいマヤ遺跡 今回の1番の目的でもあるチチェンイッツァへ!!

チツェンイッツァは生贄の風習があったりとか、骸骨を積み上げたりと奇妙な文化が根付いていた歴史があり、パワースポットとして訪れたわりになんだか微妙な気分になりました….。

チツェンイッツァのピラミッドは昔は登れたそうなのですが、近くに病院などもないことから、転倒して怪我をしてしまった際に困ってしまうので、今は登れないそうです。

不思議なマヤ文明に触れたものの、

特にパワーを感じる事もなく、普通に観光してきました……( ̄∇ ̄)

遺跡の後は、マヤの不思議なダンスショーを見ながらご飯を食べました。

飲み物の瓶を頭に乗せて、バランスをとりながらダンスを踊っていました!!

マヤの人達は、日本人の平均身長よりも小さく、大人でも子供と同じくらいの身長をしています。

縄文系の顔立ちをしているので、わりと親近感が湧きます★

マヤ遺跡を堪能した後は、夜のカンクンのセンター街へと繰り出しました。

カンクンは、夜も観光客でにぎわっている為、バスも24時間動いていて、眠らぬ街でした。

エンターテインメントのお店などもいっぱいあって、色々楽しめました!!

そして、翌朝はカンクンから飛行機に乗って、メキシコシティーへ〜!!

★メキシコシティー★

メキシコシティーでは、オプショナルツアーで申し込んだタスコという街へと繰り出します。

街ごと世界遺産というタスコ。

ツアーの待ち合わせ場所でしばらく待機していました。

しかし、…….迎えが来ない。

まあ海外ありあるかなと思い待つ事30分。

一応電話で確認してみようと思いH◯Sへ電話をかけてみると、確認するので少々お待ち下さいと一度電話を切られました。

…….数分後。

見知らぬ2人組が話しかけてきた。

「OTA?」

私の名字を読んだので、ツアーの迎えかと私はすんなり

「YES!」

と言って付いて行き車に乗り込みました。

しばらくすると友達の田部井ちゃんが

「おかしくない?

私達が予約したツアーは日本語のツアーなのにこの人たちスペイン語しか話してないよ!!!!」

……..。

言われてみれば、おかしいぞ!!!!

慌ててH◯Sに再び電話をかけてみると、

さっきの電話対応をした女性スタッフがまた出て、内容を確認してみると

「あ〜、その人達であってますよ!!」

…..と。

私はそれを聞いて安心したものの、
田部井ちゃんがその対応にブチ切れて、電話の選手交代!!!!

「そっちが時間通りに迎えに来ないから電話で確認したのに、返事をよこさないまま勝手に予定と違う現地の人をよこして、“合ってますよ”っておかしくないですか?

こっちがどれだけ心配になったか分かりますか!!!!!?」

…….と。

確かにその通りだ!!!!!

結局H◯Sは田部井ちゃんが問い詰めて、ようやく私達の予約が向こうのミスで勝手にキャンセルされていた事を白状しました。

結局お昼ご飯代をH◯Sが持つという事になりましたが、

田部井ちゃんの怒りはそんなもんじゃ治り切らないという感じでした…..。

約3時間ほど山道なども超えて、タスコに到着しました。

タスコ

タスコに着くと、

街も可愛いし、シルバーの名産地という事もあり、買い物心に火がついて2人でシルバーをたくさん買いました(^ω^)

街自体が世界遺産ともあって、丘の上に建ってるレストランからは街を一望できて、とっても良い眺めでした!

タスコからまたメキシコシティーに戻ってきて、街中の観光を楽しむ事にしました★

メキシコシティーはカンクンとは全然違って治安が悪い感じが町中に漂っていました。

いつもキレイな服を着てヒールを履いている田部井ちゃんに、出来るだけ汚い服できてねとリクエストを出したものの、

一歩路地を間違えると、私達の服がピカピカに見えるくらい薄汚い服を着てる人達がウロウロしていて、危ない空気が漂っていました。

そういった路地に入ったら、すぐに違う路地に行ったりもするほど危険な雰囲気が漂っていました。

街中には色んなマーケットがあり、ここでもたくさん買い物をしました★

シウダデラ民芸品市場

メキシコを舞台にしたディズニー映画の「リメンバーミー」に出てくるような骸骨達が、

雑貨屋さんにたくさん並べられていました★

あまり旅行で色々買わない私ですが、メキシコは可愛い雑貨がたくさんあって、

しかも安い上に、更に値切れるという夢のようなお買い物ができるという事もあり、

シルバーアクセサリー、鏡、ラグマット、綿100%のメキシカンハンモックなど激安の値段で購入してきました!!!!!

メキシコシティーはお買い物天国でした★

翌日は、メキシコシティーからも近いテオティワカン遺跡へと繰り出しました。

テオティワカン遺跡

たまたまホテルの人に呼んでもらったタクシー運転手がすごく優しい可愛いおじさんだったので、そのままガイドをお願いしてテオティワカン遺跡に連れて行ってもらいました( ^∀^)



マヤではピラミッドに登ることは許されていなかってので、テオティワカンでピラミッドに登れて、むしろこっちでパワーを感じることが出来ました!!!

いよいよメキシコ旅行も終わりを迎えようとしていて、翌朝の早朝、再びタクシー運転手のバンチョがお迎えに来てくれて空港まで送り届けてくれました★

「あ〜楽しかった★」と空港でチェックインをしようとした時……

みんな何か小さい紙を持って並んでいる…..。

英語があまり話せなかった私達は、何度もチェックインカウンターに並びトライしましたが、

何故か受け付けてもらえないヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

……すると田部井ちゃんが

「もしかしてこれかな?」

と取り出した小さな紙。


「そっそれは……..私が完全に要らないと思って、確認する事もなく捨ててしまった入国時にもらった半券のようなペラペラの紙ではないか!!!!」

このペラペラの半券のような紙の正体は

出国時に絶対必要な出国カードでした。

メキシコあるあるのようで、パスポートに貼ってくれるでもなく、半券のようなものを渡されるだけなので捨ててしまう人も多いようです。

行きはアメリカ経由でESTAの登録を忘れないようにという注意事項は聞いていたけれど、
帰りの事は何も言っていなかったので特別な事はないと油断していた〜!!!!

チェックインカウンターに再度並び、

「またお前達か!」とめんどくさい感じをプンプンに匂わせてくるアラスカ航空の職員。

捨てた事を伝えるともう一回作ってこいと言ってきたので、カウンターに行ってみると、

閉まっている………。

早朝の為、まだ開いていないという事態。

再びチェックインカウンターに並び順番くるまで待っていると、

前の人達に3人がかりで対応していたにもかかわらず、私達の番がまわってくると

「チェックインの時間は終わりました」

……..と。

「F◯ck you !!」

と言いそうな勢いで、つたない英語でもう講義をしまくると、

田部井ちゃんだけチェックインさせてもえらる事になんとかなりました。

私は出国カードのカウンターが開くまで待ち、別のフライトを取り直すしかなくなり、

田部井ちゃんとは現地解散する事となりました(T_T)

こうなったら、頼れるところはもはやH◯Sしかないと思い電話をかけて事情を説明してみると呆気なく…..


「管轄外です。」

….と。

「f◯ck  you!!!!!」(¬_¬)

そして私は自力で出国カードを作り直し、新しいフライトを取る事となりました。

アラスカ航空は差別されたから絶対使いたくない!!!!

という事でアメリカン航空で新たに10万円払い

その日の夕方に飛ぶダラス経由のフライトを抑えました。

ようやく一安心とお昼も空港で過ごし出発時間を待ちました…..。

ところでダラスってどこなんだろう????

もう一つのフライト選択肢は、翌朝出発の成田までの直行便で、なぜだか到着時間は同じでした。

「ダラスって相当遠いのかな…..。」

としか思っていなかった私は

飛行機に乗ってから気付きました…..。より知らない場所で、夜通し乗り継ぎ便を待たなくてはいけないという事を……。

ダラスに着いたのは夜9:00。

成田へのフライトは翌朝9:00チェックイン開始。

お店も全く開いていない夜のダラスの空港で、1人で12時間のターミナル生活をする事となりました。

自販機もない。
お腹すいた……。

お土産で買ったチョコを食べて飢えをしのぎ、

ラグマットで身を包み、怖くて寝れないのでひたすら旅行記を書き続けました。

お陰さまですぐに旅行記を完成させることができました( ̄∇ ̄)

そしてようやく朝になって、ダラスから成田への飛行機に乗り、日本に帰って来れました。

日本に帰ってからすぐにH◯Sに電話をかけて、

間のツアーがキャンセルになっていた事

空港で電話をかけた時「管轄外です」発言、

行きの注意点だけで帰りのよくある注意点を伝えられていなかったこと

責任者に伝えました。

自腹で10万で飛行機を取り直しているので、そちらもいくらか保証して欲しいと伝えましたが、またもや折り返しご連絡差し上げますと言われ、

再び電話で言われた一言は

「全金額保証致しかねます。」

「行きはサービスで伝えさせていただきましたが、帰りはサービスが行き届かず申し訳ございませんでした」

…….と。

安いを売りにしている大手旅行会社H◯Sなので、何かあった時の対応は本当に最悪だなと思いました。

二度と使わないと心に決め、このことを教訓に、僻地に行くなら、

その場所に強い旅行会社をチョイスしようと思いましたし、

空港や旅行中のトラブルはクレジットカード会社に電話をすれば通訳などもしてくれると後々知りました。

でも、つたない英語でも、諦めずに必死にコミュニケーションを取り、自力で日本に帰って来れた事はその後のトラブルがあった際の自信にも繋がりました(^ω^)

この旅行以降、私の旅行にはトラブルが付き物になりましたが、

むしろ何もないと寂しいと感じてしまうほど、自分でもトラブルを欲するようになってしまいました    笑笑

アドベンチャーでマニアックな旅行は最高ですね!!



あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?